熱帯魚のFAQ

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熱帯魚を飼育している上でよく遭遇することの一つです。小さな貝はサカマキ貝などがよく知られています。発生の原因は、ショップなどで購入した水草などに付着していたものが、水槽内に住み着いたことなどが可能性の高いところです。魚に対して害はありませんが、どんどん増えていくため取り除いた方が良いです。ただ、貝は水槽のコケを食べてくれたりする一面もありますので、そういった点も考慮して調整してみてもよいかもしれません。

1日1回~2回少量を与えてください。様子を見てあげることが必要です。お魚には満腹感が無く与えれば与えるだけ食べてしまいます。食べ残しがなるべく出ないように与えましょう。多すぎるエサやりは、底砂に沈殿することになり、水質の悪化を引き起こし魚の健康を害します。病気を誘発する原因にもなりますので、与えすぎには注意しましょう。また、底砂で活動する熱帯魚が混泳している環境では、エサが充分に行き届かない可能性があるので、沈むタイプのエサをあげたりすることも、場合によっては必要です。

魚が死んでしまう原因は一概には言えませんが、よくある事は、飼育環境が整っていない、周囲の環境(水槽や入れ替え時)が急変して、魚体がショックを受けた事などが考えられます。水槽の飼育環境、機器類、管理方法の見直しと環境の変化を抑えるようにしましょう。

あります。
魚の種類によっては、他の魚をかじったり、つついたりして体表を傷つけてしまうような魚もいたりします。こういった魚は口がギザギザしているので、すぐにかじられた熱帯魚の尾ひれなどはボロボロになってしまいます。このような相性からも、種類の相性はよく考えましょう。購入時に不明であれば、ショップの店員さんにも尋ねてみましょう。

病気も考えられますが、一概にそればかりではありません。購入まもなくの魚でしたら、もともと病気にかかっていた、もしくは弱っていたかもしれません。水槽に移す前は元気であったのなら、水槽移動時に適切な水合わせができていない可能性もあります。熱帯魚は急激なpH変化に耐えられずショック死してしまいます。また、水槽の初期立ち上げから、魚の投入までに、十分なランニング期間(約1週間~2週間)がないと、飼育環境は整っていないため、魚が死んでしまう可能性も考えられます。

死んだ熱帯魚に気付いた時は、すぐに水槽から取り出してください。病気にかかっていた場合、他の魚への影響も考えられます。できるだけ早く取り出して弔ってあげましょう。ネットを利用した場合、消毒もしておくことが望ましいです。

コケが発生する原因は一つではなく、いろいろと考えられるため、一概には言えません。「水換えをあまりしない」「光の照射時間がながい」「魚の数が多い」「エサのあげすぎ」などがよくある原因です。思い当たるものがないか確認してみましょう。

水槽の中の水(飼育水)は、見た目では水道の「水」と同じように見えますが、熱帯魚の飼育水と水道水は、「水質」が異なります。そのため、水槽の水をすべて交換することは、急激な水質変化を与えます。これは、熱帯魚の生体にとって大きなダメージを与えてしまいます。

また、水槽内の砂利(じゃり)やろ材には、「バクテリア」がすんでいます。水道水で砂利やろ材を洗うと、水質を守るために働いていたバクテリアが死んでしまいます。バクテリアは水質を維持するために欠かせない存在です。バクテリアを守りながら、水交換をするために一回の水交換では3分の1程度の水交換をしましょう。

魚の大きさ・性質などによっても変わります。
卵胎生(らんたいせい)の魚(グッピーやプラティなど)は約1~2年。その他の小型熱帯魚は3~4年。エンゼルフィッシュなどは5年~6年程度です。大型の熱帯魚(ディスカスなど)は、10年前後の寿命目安です。

水草の購入などに伴い、巻貝が混入し、自宅の水槽で繁殖することがあります。これらの貝は水質の悪化とともに増殖します。巻貝をたべる魚種(クラウンローチーなど)に頼るか、飼育者自身で取り除くしかありません。飼育者自身で取り除く場合は、野菜のキャベツを使うと効率的です。夜などにキャベツの切れ端を水槽にいれておきましょう。時間の経過とともに、貝がキャベツに集まってきます。朝になったらキャベツごと捨てましょう。注意点として、キャベツを入れる際には「農薬」に気をつけ、水洗いをしてから水槽へ入れるようにしましょう。

熱帯魚の水槽にコケの発生はつきものです。好んでコケを食べる魚たちの力をかりましょう。コケを食べてくれる魚たちは、「ヤマトヌマエビ」「ミナミヌマエビ」、「石巻貝」、「オトシンクルス」、「モーリー」などがいます。

相性が悪い魚同士を同じ水槽で飼育している場合、ケンカが発生します。水槽を分けることがベストですが、その他の対処もあります。それは「水草を植えて魚が隠れる場所をつくること」です。水草の投入により、魚同士が隠れる場所をつくることにより、ケンカの防止につなげる事ができる可能性があります。ケンカをする種類が同じ種類の魚の場合、数を増やすことも効果的です。2匹より3匹以上のほうが、ケンカをしにくくなります。

熱帯魚によって、飼育難易度はさまざまです。初心者の方は、飼いやすい熱帯魚を選ぶことがベストです。初心者向きの魚の条件として、「小さいサイズの魚」、「身体が丈夫で水質を選ばない魚」、「餌を与えやすい魚」をえらぶと良いでしょう。これらの条件を満たす熱帯魚は、「ネオンテトラ」、「グッピー」、「コリドラス」、「エンゼルフィッシュ」、「プラティ」などが該当します。

特にネオンテトラやコリドラスは、初期水槽立ち上げ時に飼育環境が整っているかをチェックする「パイロットフィッシュ」、飼育環境を促進(バクテリア発生など)するための「スターティングフィッシュ」と呼ばれる役目で使われる事が多く、それだけ丈夫さをアピールされている魚ですので、初心者の方でも飼育しやすい魚種といえます。

熱帯魚の中には比較的簡単に繁殖を行う種がいます。稚魚が発見されたまま放置をしておくと、大抵の場合他の魚に食べられてしまいます。稚魚を育てるのであれば、他の水槽に移したり、もしくは、水槽内に設置できる産卵箱のようなものが販売されているので、それを購入して他の魚と分離させましょう。

熱帯魚も人間と同じで、偏った栄養は生体に支障をきたします。魚にもできるだけ多くの栄養素を与えてあげるようにしましょう。餌は一種類ではなく、数種類のものを用意しておくと望ましいです。メニューを組んで与えあげると良いでしょう。

季節による気温差や水槽のサイズなどで、ヒーターの使用量が変わってきます。一般的に、60cm水槽で1500円~1700円前後の電気代と覚えておけばよいと思います。

熱帯魚も人間と同じで、偏った栄養は生体に支障をきたします。魚にもできるだけ多くの栄養素を与えてあげるようにしましょう。餌は一種類ではなく、数種類のものを用意しておくと望ましいです。メニューを組んで与えあげると良いでしょう。

熱帯魚は、1~2日程度エサを食べなくても平気です。しかし、健康な魚体の熱帯魚にとっての話です。また、健康だからといって、エサを数日あげない日が短い間隔で何度もあるのは好ましくありません。自動エサやり器なども販売されていますので、できるだけ熱帯魚に負担をかけない飼育を心がけましょう。

熱帯魚にも昼行性と夜行性の魚がいます。そのため、時間帯は異なりますが、熱帯魚が眠る(休む)時間はあります。熱帯魚飼育には、熱帯魚はもちろん、水草も存在します。魚と水草にも、昼と夜の環境をつくることは大切です。できれば照明のオン/オフを自動で行う「タイマー」を購入して、昼と夜の環境を準備してあげることが、魚の健康な育成につながります。

季節による気温差や水槽のサイズなどで、ヒーターの使用量が変わってきます。一般的に、60cm水槽で1500円~1700円前後の電気代と覚えておけばよいと思います。

引越しの際は、できるだけ熱帯魚のストレスを与えないように配慮しましょう。引越し先で別の水槽を準備できる場合と、現在稼働中の水槽を引越し先で使うパターンと2つ考えられます。前者の方が理想です。

引越し元から水槽ごと移動し、引越し先でもその水槽で飼育するという事であれば、注意が必要です。まず、移動の際は「できるだけ多くの飼育水を入れて運ぶ」ようにしましょう。袋には、酸素も袋にたくさん詰めましょう。温度の急激な変化があると魚にダメージを与えますので、その対策が必要です。発砲スチロール、ポリ袋、保温カイロなどを準備して運びましょう。

また、酸素の考慮も必要です。酸素ボンベ(携帯用)や酸素がでる石などは最低限もつようにしましょう。

2014年9月28日


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