熱帯魚のエサ

熱帯魚の飼育にはどんな餌(エサ)をあげるのか?

2014年10月9日

熱帯魚の餌(エサ)の種類は複数ある

熱帯魚のエサには、どんな種類があるのでしょうか? 熱帯魚の健康を保つには、日ごろ食べるエサがとても大切な要素です。

熱帯魚飼育をする上で、エサの種類は、一つより複数のエサを保持することが望ましいため、どのようなエサがあるのかを把握し、複数のエサを準備するようにしましょう。
人間と同じで、ひとつのエサのみの栄養素に頼ると、栄養の偏り発生するからです。

熱帯魚のエサには、大きく分けて3種類のエサがあります。

1.活き餌
2.人工飼料
3.冷凍飼料

順に説明します!

1.活き餌

イトミミズや赤虫、ブラインシュリンプなどがあります。

■赤虫…
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赤虫とは「ユスリカ」とう虫の幼虫です。ボウフラとは異なる種で、湖や川、用水路などの水底に棲んでいます。一定以上の水質でないと生息できないため、どこにでもいる訳ではありません。熱帯魚の食いつきはとても良いです。

 

 

■イトミミズ…
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古くから観賞魚用のエサとして用いられてきました。脂肪分や栄養価が高く、成長中の熱帯魚に与えたいエサのひとつです。生きたイトミミズだけでなく、フリーズドライとしての商品もでています。

 

 

■ブラインシュリンプ…
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小型の甲殻類です。熱帯魚では稚魚のエサに用いられており、稚魚時代のメインフードとなる存在です。ブラインシュリンプの生体は、冷凍やフリーズドライで販売されています。

 

 

2.人工飼料

■顆粒タイプのフード…
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消化が良く、口の小さい魚種に用います。嗜好性が高く、どんな魚にも食いつきが良い飼料です。

 

 

 

 

■フレークタイプのフード…
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薄い紙の様に形状をしており、指ですぐに割れるような飼料です。魚にとっても食べやすく、熱帯魚の主食として流通しています。

 

 

 

■タブレットタイプのフード…
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水に沈むため、水底の熱帯魚にあった飼料です。プレコやコリドラスといった魚種は、口が下に向いているため、この沈むタイプのタブレットが適しています。フレークや顆粒タイプも、やがて沈んでいきますが、水底の熱帯魚に十分な量を与えるにはかなりの量を投与することになります。水質悪化の原因にもなり適していません。

 

 

3.冷凍飼料

■冷凍赤虫…
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赤虫の冷凍版です。魚の食いつきが良いです。キューブタイプ状に冷凍されていたりします。トリートメント時のエサなどでも活躍する冷凍飼料です。

 

 

 

■冷凍ハンバーグ…
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牛の心臓をミンチ状にした冷凍飼料です。ディスカス、エンゼルフィッシュなどのシクリッドによく用いられます。

 

 

 

熱帯魚のエサにはこのような種類があり、栄養価も異なります。
一つのエサを買えば良いという考えを持たれている方もいますが、熱帯魚もいろいろな栄養価が必要です。

いくつかのバリエーションを揃え、日ごとのローテーションで投与するエサを変えてあげましょう!
きっと元気に育つと思います!

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