水槽立上げの記録

グロッソスティグマで30㎝キューブのレイアウト水槽立ち上げ

2019年6月18日

小さめの水槽でグロッソスティグマをもちいたレイアウトを作りたいな~~と思い、新規に水槽を立ち上げることにしました。

この記事では、
30cmキューブ水槽(かつハイタイプ)なグロッソスティグマレイアウト水槽の立ち上げ記録を残します。

失敗もいくつかしているので、こちらも反面教師的にご参考まで!

グロッソスティグマ レイアウト水槽のイメージ

大分下手くそなイメージ図ですが、最初にイメージしたグロッソ水槽はこんな感じです。グロッソスティグマを前景半面に、後景につれ丘となり奥に大木が立つイメージ。

イメージ図

木の葉部分を何でつくろうかな、と迷い中のままでしたが、時間が解決すると思ってレイアウト一式の商品を先行購入。

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■水槽設計

・水槽:30cmキューブハイタイプ(W30×D30×H40)
・照明:(別購入)2基 ジェックス クリアLED パワーIII 300 30cm 水槽用3色LED / (別購入)ヤザワ クリップライトE26 クローム CLX605CH( LEDライト SPLamp-5w 観賞用植物育成LEDライト E26 )
・Co2:(別購入)CO2フルセット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターBセット(6mm対応電磁弁&タイマー付き)

・流木:チャーム1点もの新規購入/元から所有の流木
・ソイル:JUN プラチナソイル パウダー
・ヒーター:未設置(この立ち上げ時は5月下旬だったので)
・フィルター:テトラ バリューエックスパワーフィルター75
・水草
-グロッソスティグマ
-クリプトコリネ ウェンティートロピカ
-クリプトコリネ ルテア
-クリプトコリネ ベケッチー
-アヌビアス・ナナ
-リシア

・レイアウト石(別購入)
-溶岩石

・薬剤:水草その前に

画像には化粧砂なども載っていますが、今回は用いませんでした。また、CO2セットはドコモのdショッピングクーポンを使って別購入したのですが、クーポン申請から払い出し適用されるまでの期間が1週間程度あったようで、レイアウト水槽立ち上げ当初からは入手できませんでした。

写真に写っているボンベは他の水槽用に使っている交換用途で購入。流木も翌日の便で到着していますのでこの画像には入っていません。

これらをチャームさんで購入しました!

レイアウト水槽の設置

まず水槽の場所決めです。部屋の中のどこに置くかなーと。

次に水槽設置。水槽下には、滑り止めを設置します。

=注意=

ガラスと水槽台の間には、異物が無いようにしっかりと確認しましょう。水槽に、水が入ると相当な重さとなり、小さな異物でもガラスが割れてしまいます

照明はジェックス クリアLED パワーIII 300 30cm 水槽用3色LED

今回はグロッソスティグマの育成ということで、光量が必要かと思い、比較的明るいLEDを用意したいと思っていました。アクロトライアングルシリーズが思い浮かんだのですが、やはり相変わらずの欠品中。そこで、ひとまずLEDライトとしてはジェックスクリアLEDパワーIII 300 30cmを用意。

のちのち、必要な明るさを得るために他の照明を追加設置しようという考えでした。

 

ソイル投入

ソイルはJUNプラチナソイル を選びました。吸着系のソイル。

吸着系である為、栄養はあまりないことからテトラのイニシャルスティックを併用します。

テトライニシャルスティック

テトライニシャルスティックは、自分にとって水草育成する上で鉄板の固形肥料アイテムです。

スクレイパーでソイルに斜面を作っていきます。
奥にむかって高くなるイメージでひたすらソイルを撫でるように傾斜をつくります。

流木のレイアウト配置

元々持っていた流木が、大樹をイメージできるような形なので立ててつかいます。
もうひとつ、チャームで一点物の流木を購入(下の画像左側の流木)。

なんだかダンスしているみたい。

ゴジラみたいな形してますね^^

そこそこ気に入った形の流木でした。

最終的には以下のような配置で決定。冒頭イメージに極力近づけています(つもり!)

流木の位置は決まり水入れへ

溶岩石も設置し、水を投入します。ソイルが舞い上がらないように、まずは霧吹きでスプレーを。

湿らせたらキッチンペーパーを表面にのせて水を浸水。

順調順調。

※失敗そのいち※
流木が浮く!
このときはまだ気づいてなかったのですが、満水にしてから、新たに購入した前面側の流木が、ふと手に当たった弾みで浮いてきてしまいました。軽いとはいえ、溶岩石でも押さえているうえ、深めにソイルに埋めていたので大丈夫かと思っていたのですが予想外でした。

水草「アヌビアス・ナナ」の用意

今回用意したアヌビアス・ナナには、溶岩石に活着させて、レイアウト配置します。

今回はテグスを用意してグルグル巻きました。

※アヌビアスナナの活着のポイント※
・水草購入時の伸びている根は、植える前に短くカットしましょう。切ってしまって問題ありません。

・アヌビアスは、その株ごとに、葉が成長していく方向が決まっています。自分のアヌビアス・ナナが、どの方向に向けて成長しているか、茎の伸び方、葉の伸び方などをじっくり見つめ、捉えてみましょう~。

さきほどの画像と、手前の流木の向きが異なっています。先に書きましたが、流木浮いちゃいました。
かなりソイルを掘り返してしまったりして、水も白濁りMAXです。

水草その前に で水草の薬浴

購入した水草にも、残留農薬や貝などスネール類の卵が付着していたりします。それら不純物を少しでも除去するために、この薬剤を使用します。一部の水草には、葉が溶けてしまうなど、注意が必要な水草もありますので使う際は注意が必要です。

バクテリア剤(すごいんですバクテリア)を投入

新たに立ち上げた水槽には、バクテリアがいない状態から始まります(他の水槽で使用した飼育水、フィルター類を使わない限り)。そのため、少しでも早くバクテリアの発生、定着を促すために、今回バクテリア剤を使用します。

バクテリアは放っておいても自然発生しますが、僕は使った方が早期に水槽が立ち上がる(=バクテリアが存在して生物ろ過が機能する意味)と思っています。

リシアのセット

リシアは木や岩に活着する性質がありません。そのため、何かに括りつけておくだけ、浮かぶだけ、ということでOKな水草です。

あと、リシアには「リシアベース」といった、基地みたいな名前のボックスがあり、その中にリシアを入れて育てるアイテムがあります。浮力のあるリシアを、平たいスーパーのカゴのようなもので閉じ込めちゃうような。

これを使うと、リシアベースのカゴのすき間から、リシアの葉の枝がのび、やがてもさもさのリシアができあがり大変綺麗です。

ですが、今回はリシアべースは使わず、アヌビアスの入っていたポットを使い、カスタマイズして使ってみようと思います。

網目が少し狭い間隔なので、一本おきにカットします。

クリプトコリネ3種を準備

今回、チャームさんのクリプトコリネ3セットおまかせの商品を購入。セレクトされたのは以下の3種。ベーシックな種類ですね。

1.クリプトコリネ ウェンティートロピカ
2.クリプトコリネ ルテア
3.クリプトコリネ ベケッチー

クリプトコリネは、環境変化で葉が溶ける性質をもっている水草です。
一度自分を新たな環境になじませるようにリセットしてるんですね~。

奥深い水草です。クリプトコリネは種類も多くて楽しめる水草です。

こちらも巻きついているロックウールを外し、水草その前にで洗浄します。

グロッソスティグマの下処理

ショップより到着したグロッソスティグマも、軽く下処理をしましょう。水を枯れた葉や汚れやゴミ等をきちんと取り除き、根が綺麗にみえるように水ですすぎます。

基本的にこの程度でOK。

水草を植栽していく

右後方の立木に見立てた流木の左右に左右に、クリプトコリネを植栽。向かって右にウェンティートロピカ、左にルテア、べケッチーを配置し、クリプトコリネが左右から伸びてくる存在感を表現。

続いてアヌビアス・ナナを中景の位置で流木を左右に配置。
そしてリシアのポット閉じ込めバージョンをセット。植栽というか置くだけですね。ふさふさになりますように!

前景草にグロッソスティグマを1本ずつ、1~2cmの間隔で植えていきます。植えこむ深さも同じく、1~2cmで植えていきます。

地道な作業ですね。
今回購入したハイタイプの水槽は40cmと少し背が高いので、一本ずつ植栽していくような作業だと、少し苦労します。

グロッソスティグマを用いたレイアウトの完成

くねくねと曲がっていますが、ここまででグロッソスティグマのレイアウト水槽の初期立ち上げが完成です。

途中、水槽が白濁りしてしまったことを書きましたが、そのことで実は2日にわたっての作業でした。
2日目の完成でもまだ白濁りしていますね。

当初のレイアウトイメージと大分近いものはできました。あとは、木の葉っぱ部分にどんな水草を使おうかなと迷います。

リシアポットを立たせた流木のてっぺん先端にかぶせて、成長を待って木の葉にするとかも良いかな。もしくはマツモとかを巻き付けて…なんてのもありですかね。

ひとまずはグロッソ水槽が完成しましたので、今後は綺麗なグロッソスティグマの絨毯の水景が見れるよう管理していきたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました~。

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