熱帯魚の病気

熱帯魚がよくかかる病気と治療方法まとめ

2014年10月7日

熱帯魚にも様々な病気が存在します。このページでは、熱帯魚がかかりやすい主な病気と、その治療について説明していきます。

熱帯魚がよくかかる病気の種類

1.白点病

 症状:ヒレ、エラ、体表に原虫が寄生する病気。白い斑点のような模様が見える。
 原因:急な水温の変化、水質の悪化など、魚に強いストレスがかかったときに発生しやすい
 治療方法:①水換えをする。
      ②マラカイトグリーン、グリーンFゴールド、メチレンブルーなどを投与します。
      ③水温を上げる(1℃程度)

2. 尾ぐされ病

 症状:尾やヒレが白っぽくなり、形がくずれていく。悪化すると溶けてしまう状態にもなる。 
 原因:ストレスや外傷などから発症する。細菌感染症。
 治療方法:グリーンFゴールド、エルバージュエースなどで薬浴。水温、水質管理が大事。

3.松かさ病(エロモナス症)

 症状:うろこが逆立ってしまう症状。魚体が膨れ、ウロコが逆立つ事により、松かさのような見た目になることから、この名前がつく。 
 原因:エロモナス菌による感染発症。
 治療方法:グリーンFゴールド、観パラDなどによる薬浴。
 予防策:治療しにくい病気のため、水質悪化にならないよう配慮する。
     (エサの過剰投与、過密飼育、水の腐敗)

4.ネオン病

 症状:ネオンテトラにみられ、体表が白っぽく色あせるのが特徴 
 原因:不明
 治療方法:エルバージュエース、グリーンFなどによる薬浴。

4. カラムナリス症

 症状:患部が黄色、白色のものが付着しているような症状。 
 原因:細菌による感染
 治療方法:①水替えをする。
      ②個体を塩浴やパラザンD、グリーンF、グリーンFゴールドなどで薬液(魚種や飼育環境から選択)。

5.外傷

 症状:傷、すれる、穴あき、ヒレの切除など 
 原因:魚同士のケンカや石にこすりつけるなどの動きから。飼育容器が小さいなどの場合でも衝突が多くなり、きっかけを与えてしまいます。
 治療方法:細菌の感染がしやすくなるため、要注意。
      薬と0.5%前後での少量の塩を入れた水槽での薬浴が有効。

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