熱帯魚飼育でいくつが常備しておきたい薬の種類
熱帯魚飼育で、熱帯魚が病気にかかったときに必要な薬をご紹介します。
熱帯魚が病気にかかった際、人間のように医者に行って薬をもらう…などのことはできません。飼育者自身が医者になり、熱帯魚を救ってあげる必要があります。
また、熱帯魚の病気は、早期発見・早期対処が必要なものばかりのため、すぐに使える薬を常備薬としておくことが理想です。
一般的な薬をご紹介していきます。
グリーンFゴールド
効能:細菌感染症
形状:顆粒状、粉末状
黄色い顆粒状の薬です。1包ごとの包装になっています。薬浴用の水槽内に溶かして使う使用法です。常備薬としてもっておくのが良いでしょう。
エルバージュエース
効能:尾ぐされ病、松かさ病、外傷、カラムナリス症など
形状:顆粒
黄色い顆粒です。グリーンFゴールドと同じ使いかたです。
アグテン
効能:白点病、尾ぐされ病、水カビ治療など。
形状:液体(青色)
青色の水溶液です。水槽やバクテリアを傷めずに使える薬剤です。投入直後は水槽が青くなりますが、数時間で色はなくなります。
メチレンブルー
効能:白点病、尾ぐされ病、綿カビ病の治療など
形状:液体(青色)
青い色をした水溶液です。水槽内に投薬します。トリートメントでも使われます。
ニューグリーンF
効能:白点病、尾ぐされ病、綿カビ病、外傷、細菌性感染症の治療など。
形状:粉末状
粉末状の薬です。常備薬としてもっておくと良いと思います。
観パラD
効能:エロモナリスによる穴あき病、松かさ病などの治療
形状:液体(透明)
透明で水のような液体の薬剤です。抗菌剤が入っています。細菌感染症の治療に使われます。
トロピカルN
効能:ウオジラミ、イカリムシなどの寄生虫退治など
形状:粉末
寄生虫駆除のための薬です。粉末状。飼育水槽に直接散布します。
塩
0.5%前後の濃度による塩水浴は、古くからの治療法として存在しています。殺菌効果があるため、白点病などの病気にも有効です。
代表的な薬をご紹介しました。
いざ!というときにすぐに使えるよう、できれば種類と効能がちがう薬を常備するようにしておきましょう。
熱帯魚飼育でかかりやすい病気である白点病、尾ぐされ病、エロモナリス病などの細菌感染などの代表薬をもっておくことが良いのではないかと思います。