水槽の中の水(飼育水)は、見た目では水道の「水」と同じように見えますが、熱帯魚の飼育水と水道水は、「水質」が異なります。そのため、水槽の水をすべて交換することは、急激な水質変化を与えます。これは、熱帯魚の生体にとって大きなダメージを与えてしまいます。
また、水槽内の砂利(じゃり)やろ材には、「バクテリア」がすんでいます。水道水で砂利やろ材を洗うと、水質を守るために働いていたバクテリアが死んでしまいます。バクテリアは水質を維持するために欠かせない存在です。バクテリアを守りながら、水交換をするために一回の水交換では3分の1程度の水交換をしましょう。