クリップライトをDIYでおしゃれに設置!水草水槽を映えさせる!
一ヶ月ほど前に、グロッソスティグマ用30cmキューブ水槽を立ち上げた際、ヤザワ クリップライトE26 CLX605CHを水草育成用の照明として使用していました。2つ購入し、設置していました。
こんな感じですね。
水位と平行気味の撮影なのでわかりづらいのですが、上蓋のガラス天板があり、そのガラス天板にクリップライト2灯が直置きされています。
ガラスのヘリにクリップを挟んで設置するには、水槽内に倒れたり、水没事故につながるかもで怖いかなと。クリップライト部の照射角度を調整する部分が緩く、下がってきて重心が崩れやすいのです。ここは、マイナスドライバーのようなもので締められはするものの、時間の経過とともに、段々と緩んできて水没…とかしてしまいそうかなと頭をよぎりました。
そんなことで、ガラス天板に直置きにしていたのですが、これはこれで少し課題が残ることに。
グロッソが枯れる記事にも書きましたが、LEDは熱がこもりやすいので、ガラス天板に下向きに直置きしてしまうと、熱が逃げにくく、ガラス自体も温まり水温上昇を招いていました。これは、何とかしなれければならないなーと。
そこで、今回はクリップライトとその他のアイテム、ホームセンターで細かいパーツを購入し、自作で照明加工をしてみました。いわるゆちょっとしたDIYです。
そして、なるべくおしゃれな水槽にしたいなと。
前置きが長くなってしまいましたが、この記事では、クリップライトを自作天吊りDIYで、おしゃれな水槽にできた(と思っている)内容をご紹介します。
照明設置DIYで使うもの
準備するもの
①ヤザワ クリップライトE26 CLX605CH ×2
➁アクロ ライトスタンド 1 1500円(チャーム)
<↓ホームセンターで購入↓>
③チェーン ×2
➃ビラカン ×2
⑤クリップ(回転可能)×2
⑥リング ×2
⑦コード止め 100円(100均一)
③~⑦で計 1200~1400円位?
作業時間
10~15分 程度
難易度
かんたん
目指したこと
・格好良くおしゃれに
・かんたんに
・機能性よく
(できれば、高さ調節がしやすい方式)
・コストはなるべく安目に1000円程度希望。
最初に言っておくこと
ライトスタンド(ライトアーム)を購入すれば、ヤザワ CLX605CHのクリップ部でスタンドアーム部に挟み、ぶら下げる事でひとつの照明の使い方として可能です。
こんな感じで。水槽の内容次第で、これでも良いのかなと思いました。
ただ、スタンドアーム自体で高さ調整ができないので、水面までの距離が離れます。強い照明などを必要としない水槽であれば、これだけでも済むと思います。
ですが今回、グロッソスティグマのレイアウト水槽なので、光量を求めます。そのため、もっと水面近くで照射ができるようにしたかったのです。
また、ヤザワクリップがもつステンレス感、シルバー感の強調、調和がとれるような形にもしたかったので、今回は次のような方法にしました。
◆想定イメージ
こんな感じで考えていました。
最初は上図のように、ステンレスワイヤーをつかって天吊る方式でいました。ところが、ステンレスワイヤーに輪をつくるオーバルスリーブを止めるための圧着工具を所持していないので探していると、わりとお高いんですよねー。
売り場では4500円もする製品しかなく、Amazonとかならもっと安いのがあるかもなんですが、もう気持ち的に待てないな、と。
ペンチで止める人もいるようなのですが、ちょっと怖いなと思った自分は
吊り下げの機構を方式変更することにしました。
■DIY用に用意したもの
ホームセンターで購入しました。
・チェーン ×2
・ビラカン ×2
・クリップ(回転可能)×2
・リング ×2
・コード止め
※上段左のパーツは、チェーンのリングが万が一横スライドの動きが滑りにくい…など、問題があったときように購入したものです。今回は最終的に使用しませんでした。
■クリップライトの金具外し
まずはクリップライトのクリップ部と本体部をばらします。
↓赤丸の部分をマイナスドライバーで緩められます。
下から覗いた方がわかりやすいですが、この軸が左右に外れます。
こんな感じに↓。
クリップ本体部の上部に、コード横にビスが止まっています。
これを外して、購入した「ビラカン」を取り付けます。
止めたビラカンの穴を、クリップで括ります。これで、クリップライト本体を持ち上げる機構がまず完成。
<参考>
クリップは横軸で通し穴を外せるようになっています。プラスドライバーで緩めれば、受けのボルト側とワッシャーが共に外れ分離可能です。この穴から、チェーンを通せるようにします。
↓ アクロライトスタンド(ライトアーム)を水槽に取り付けます。
棒軸同士を挿して組み立てるだけの簡単接続。そのスタンドアームの部分にチェーンのリングを通し、下のように吊り下げます。このチェーンをクリップライトの天吊り用の軸素材として使います。
チェーンに、先ほどのクリップライト本体を取り付けました。
こんな感じにぶら下がります。チェーン類やパーツなど、シルバー系のアイテムでヤザワのクリップを始めとするクローム感が増しています。
おしゃれな感じになってきました^^
このままだと、高さは元のガラス天板とほぼ同じ高さでした。これでは天板直乗せと変わらないため、チェーンの高さを調整します。
ぴんと張ったチェーンを緩くたわませ、チェーンの離れた穴同士を、キーホルダーに使うようなリングで連携します。これでガラス天板よりは高く、かつ、水面から離れすぎずに光量が落ちない高さになるよう、チェーンの高さを調整して、リングで連結します。
こんな感じで完成です!
コードのケーブル類のマネジメントが課題に残るのですが、ひとまず完成です。ヤザワのクリップライトは、クリアタイプのコード色があるようですが、自分的にはこの水槽には黒のカラーも締り効果で欲しかったので満足です。
自分的にはおしゃれになったのですが、客観的には違いますかね!?
ま、自分が満足できれば良いでしょう~。
こんな感じで、おしゃれな水槽に一歩近付けられたクリップライト天吊りDIYでした。簡単です。「工夫している」という感覚がとても楽しいですね!
格好良くおしゃれな水槽を目指した記事でした。
ご参考までに。